筋・筋膜性腰痛の症状

筋・筋膜性腰痛はどんな症状?

腰部や臀部を中心に痛みが発症し、医療機関における診断の結果、腰椎や椎間板などの関節・骨などに異常が確認されず、神経徴候のない疼痛を一般的に筋・筋膜性腰痛(きん・きんまくせいようつう)と言い、筋の異常によって引き起こされる腰痛のことを指します。筋・筋膜性腰痛の原因となる筋の異常を「筋硬結」といいます。

 

 

筋硬結による特徴的な症状として主に次の4つの症状があります。

  • 収縮時痛
  • 伸張痛 
  • 短縮時痛
  • 圧痛

筋・筋膜性腰痛は、腰や臀部周辺の筋の硬結により引き起こされるため、日常生活の動作中においても頻繁に起こることがあります。

 

収縮時痛は動作中に発生し、姿勢を変えた時に伸張痛が発生、痛みのある筋肉の動作前後に短縮時痛が発生します。特に収縮時痛では体を反らせる動作や、前屈させる動作のように、腰と臀部の筋肉が短くなったり長くなった状態で収縮させると、より強い痛みが発生します。

 

圧痛については、仰向けに足を伸ばして寝転んだときに、最長筋、腰部多裂筋、大臀筋などの筋硬結部が圧迫され、腰痛が起こることが多くなります。この圧痛においては、横向きや仰向けで腰を丸めるような姿勢にすると、筋硬結部の圧迫が除去され、さらに筋が伸びるので、疼痛が軽減すると言われています。